Nagoya Institute of Technology
Nagoya Institute of Technology (NITech) was founded as the first national institution of higher education in central Japan in order to develop the region as Japan’s center of industry. Maintaining a respect for this historic mission and acting as one of the leading engineering institutes in Japan, NITech shall therefore make its fundamental mission as follows: developing revolutionary science and technologies, fostering rich human resources, and contributing to peace and social welfare of the future by acting as a source to consistently produce and develop new industries and culture.
110年を超える他に珍しい名工大の歴史。
明治時代から日本のものづくり文化を引導してきた、
その伝統は教員と学生とが切磋琢磨して今も培っている。
Architecture and Design
建築・デザイン分野では、「建築学」「デザイン学」を母体に、建築・都市から生活用品まで、すべての「もの」を機能的で美しく創造するために必要な発想法や技術を見いだします。人類の誕生以来、人間は、道具の製作、図像による情報伝達、住居の形成など、人間自らが創造してきたものによって支えられています。こうした世の中の普遍の行為といっても過言でない創造活動に取り組み、今後も大きな発展が期待される分野です。
人が生活したり使用したりする建築とデザイン。
まさに人類の誕生以来の人の営みを継承していて、
これまでの過去も大切にし、これからの未来をクリエイトしていく。
Architecture Program
建築系プログラムでは、主として人間生活の場となる空間を構成することを学びます。ヒューマンスケールから都市的スケールまでを対象とした建築家、建築技術者、建築・都市プランナー、行政マンやコンサルタントを育成しています。建築学(Architecture)は技芸(-tecture)を総合(Archi-)する学問です。工学と芸術の両面を有する建築学を修得するにあたり、工学・技術のみならず、芸術・文化・社会に関連する知識まで幅広く学習するカリキュラムが用意されています。
Design Program
デザイン系プログラムでは、工学を基軸としながら常に豊かで快適な「ものづくり」を志向することで、新しい価値を創造するとともに様々な課題を解決できる人材の育成をめざしています。プロダクトデザイナーはもちろん、企画から市場化までを指揮できるコーディネーターやソリューション系デザイナーなど、工学に基礎をおき、革新的な「ものづくり」や、それに関連した「ことづくり」にリーダーシップを発揮できる人材を一人でも多く社会に送り出しています。
人間が行動する建築、人間が活用するデザイン。
その両方のプログラムが並行して構成してあるからこそ、
日常の大なり小なりの物事をいろいろな側面で見られるようになる。
Professors
建築とデザインを専門とした充実した教員のラインナップ。
人間が行動したり活用したりすることに関わる分野だからかな、
教員と学生との関係がとても深くて卒業後もいつも連絡をとりあっている。
Curriculum
名古屋工業大学建築・デザイン分野では、学部入学後の一年次から基礎的な講義や演習を重ね、二年次から三年次はより建築とデザインの専門性の高い講義や演習を開講しています。また、卒業研究着手生として研究室配属となる四年次は、三年時までに培ってきた専門性をもとに卒業論文と卒業設計のふたつを進めます。大学院でも、入学から修了まで、より専門性の高い講義や演習を開口しておりまして、海外からの留学生のために、日本語と英語を併用する講義や演習も開講しています。
学部の四年間、大学院の二年間と三年間での科目のバリエーション。
教員一人ひとりが従前より継続している大学や研究室での研究が、
学部と大学院のみんなへの講義や演習にもとても大きく活きている。
International Communication
名古屋工業大学では、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アフリカのそれぞれの国や地域の大学や研究所と、国際交流協定を結び、教員と学生の往来、教育と研究の協働などを行っています。建築・デザイン分野でも、毎年、世界中の様々な国からの留学生が来日し、同時に、世界中の様々な国へ学生が留学しています。
入学前に憧れだった留学を実現する学部生や大学院生。
アジアからも欧米からも名工大の建築・デザインへ留学していて、
ランチに一緒にでかけて英語と日本語をお互いに教えあったりしてる。
Entrance Examination
入学前の素養を多面的に評価するために、学部入試では、国公立大学の前期入試と後期入試を課す一般入試、高校在学中の実績や素養をスクーリングを通して評価するAO入試、また、創造工学教育課程の推薦入試、さらに、編転入入試などを導入しています。大学院入試では、推薦入試、一般入試、特別留学生入試、私費外国人留学生入試などを導入しています。
造形や物理やスケッチや語学など、なにかに卓越した学生たち。
入学してすぐに同級生と先輩と顔をあわせたときから、
お互いに建築とデザインに関わる学問を切磋琢磨していけるよき関係なのです。
After Graduation
学部を卒業後の進学や就職、また、大学院を修了後の就職に向けて、分野の教職員と110年間に本分野を卒業もしくは修了した7000名を超える卒業生が一致団結して、現役学生の就職をサポートしています。また、年に何回も、本分野の卒業生が来学しての、現役学生と卒業生との交流会も開催しています。こうした体制もあり、就職に強いという伝統が続いています。
全国的にも名工大は就職にとても強いと評価をいただいています。
就職活動の時期になっていっぱい資料をもって集まる卒業生も多くて、
卒業生が顔をだしたときの教員のうれしそうな表情がとても印象的なんだ。
History and Tradition
名古屋工業高等学校建築科(現:名古屋工業大学工学部社会工学科建築・デザイン分野)は、東京帝国大学造家学科(現:東京大学建築学科)に次ぐ我が国二番目の官立の建築学の高等教育機関として、1905年(明治38年)9月に創立されて以来、110年以上の歴史を築いてきました。この間の教育体制は、その折々の社会背景を反映しつつ幾多の変容を遂げて今日に至っています。本学で教育を受けた卒業生の多数が、産官学の幅広い分野において、近代日本の建築文化や建築学の発展に大きく貢献しています。ここでは、創立当初からの歴代の人物の履歴を中心に触れながら、「110年の歩み」の一端を辿ってまいります。
110年も前の明治時代って想像つかないですよね。
どんな格好してどんな道具を使って建築図面を描いていたのかな、
と思ってたら学内の校友会館に当時の写真がいっぱい展示してあった。
Alumni
光鯱会(こうこかい)とは、1907年(明治40年)4月に発会した名古屋高等工業学校建築科の同学会です。現在、7000名を超える会員を擁し、関東・中部・関西の三支部があり、卒業生は光鯱会を通じて相互の連絡と親睦を深めながら、建築界の各分野においてめざましい活躍を遂げています。光鯱会の事業としては、見学会・親睦会・会員名簿発行等のほか、母校学部卒業生の卒業設計のうち優秀な作品に対して光鯱会賞を贈り、学科内の光鯱会文庫に学生用図書の寄贈および名工大建築フォーラムの支援を行っています。
企業にも行政にも多くを輩出してきた名工大の建築・デザイン。
毎年、建築・デザインの同窓会が開催されるとき、
90歳近い大先輩も出席されて60歳前後の後輩が慌てることもあるんだ。
建築・デザインの先生方はいつもお気軽にって話す。
学内で研究室を訪ねてもいいし学外からメールを送ってみてもいいし、
こうしたときに本当に先生と学生との距離が近い環境だなと実感する。
Access
Gokiso-cho Showa-ku Nagoya Aichi 466-8555 Japan
7 minutes from Tsuruma Station of JR
7 minutes from Tsuruma Station of Nagoya City Subway
2 minutes from Tatsugaike Station of Nagoya City Bus
052-732-2111