建築・デザインとは、「建築学」「デザイン学」を母体に、建築・都市から生活用品まで、すべての「もの」を機能的で美しく創造するために必要な発想法や技術を見いだそうとする工学です。
人類の誕生以来、人間は、道具の製作、図像による情報伝達、住居の形成など、人間自らが創造してきたものによって支えられています。こうした世の中の普遍の行為といっても過言でない創造活動に取り組み、今後も大きな発展が期待される分野です。
名古屋工業大学の建築・デザイン分野は、社会の要請に対応し、工学を基軸とした幅広い建築とデザインの教育を目指して、建築を母体として設立されました。学科新設により、専門教育としての建築・デザイン分野はもちろんのこと、各工学分野においても社会要請の極めて高い「ものづくり」のできる人材養成を目指します。